「石質隕石」とは?【隕石知識003】
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CHARIS Jewelry blog をお読みいただきありがとうございます。
今回は「石質隕石」をテーマにした記事を書きます。
「石質隕石(英:stony meteorite)」は地球で発見された隕石の種類の割合の9割以上を占めている隕石で、地球上の岩石にもふんだんに含まれるケイ酸塩という鉱物からできています。主に石質隕石には大きく2つの種類に分かれます。
一つはコンドライト(球粒隕石)という岩石質でコンドルールという球状の粒を含む隕石です。
発見される石質隕石のほとんどはコンドライトで、45億年以上前の、太陽系誕生時の塵から微惑星ができる頃の状態を保存している始原的な隕石で、地球や月よりも前に生まれ、大きな熱の変化を受けなかった隕石でもあります。
▲コンドライト NWA869
こちらの画像はCHARIS Jewelryにて取扱のあるコンドライトのペンダントです。
コンドライトの特徴でもあるコンドルールという球状のつぶが確認できるのですが、コンドライトの断面を光に当てるとこのつぶがキラキラと輝き、大変美しい印象のある隕石です。
もう一つの石質隕石は、エコンドライト(無球粒隕石)という岩石質でコンドルールを含まない隕石です。
エコンドライトは、微惑星が成長して原始惑星になった後、天体どうしの衝突により、マントル部分が砕けてできた隕石です。
できた時期は45億年以上前から25億年前くらいと非常に幅があります。
▲月隕石 NWA13951
こちらは月隕石で、エコンドライトに含まれる隕石です。
エコンドライトは一度天体になった隕石が砕けたもので、「星のかけら」とも呼ばれています。
地球で発見される隕石の中でも9割以上が石質隕石ですが、エコンドライトになると約7%ほどしかなく、希少性の高さがあり、まさにプレミアムな隕石になっています。
以上が石質隕石についての基本的な内容となります。
私達が生まれるかなり前からある隕石で、何十億年という歳月をもっている石質隕石は、非常に神秘的で素晴らしい隕石ですね。
宇宙よりもたらされたこの美しい星のかけらをCHARIS Jewelryでは、皆さんにお楽しみいただけるように、ジュエリーとして制作を行いお届けしています。
是非、石質隕石が気になる方はこちらより商品確認できますので、ぜひ一度足を運んでいただけますと幸いです。
コンドライトはこちら
https://charisjewelry.com/collections/chondorite
ルナメテオライトはこちら
https://charisjewelry.com/collections/lunameteorite
最後までお読みいただきありがとうございます。
CHARIS Jewelry
Yusuke Akebi