コレクション: コンドライト

コンドライト(chondrite)は石質隕石の内、コンドルールという球粒状構造を持つ隕石。

コンドライトは、組成から、エンスタタイトコンドライト、普通コンドライト、炭素質コンドライトに分類され、地球に落下する隕石の8割以上がコンドライトといわれています。

1998年頃からモロッコとアルジェリア国境付近のサハラ砂漠で発見され、
1年毎に落下が見られるようになったようです。

そして、放射性同位体による絶対年代も45.5億から46.5億年を与え、
地球や月の岩石よりも古く、他の隕石よりも古い年齢を持つとされています。

その為コンドライトは、惑星、衛星、隕石などを含む太陽系の始原物質とみなされています。

濃いブラウンの落ち着いた色合いのコンドライトが多く流通していますが、中にはマニアックなカラーも発見される事もあります。